今野彰さん(博士課程1年)が天文・天体物理若手夏の学校にてオーラルアワードを受賞

本グループの今野彰さん(博士課程1年)が第44回天文・天体物理若手夏の学校にてオーラルアワードを受賞しました。今野君からのコメントを以下に掲載しておりますので、ご覧ください。


私は2014年度 第44回天文・天体物理若手 夏の学校に参加し、そこでオーラルアワードを受賞しました。

天文・天体物理若手 夏の学校(以下、夏の学校)とは、天文学・天体物理学を研究する大学院生のために毎年夏に開催される合宿形式の研究会で、今年は長野県の戸倉という温泉街で2014年7月28日-30日に行われました。夏の学校では、天文学・天体物理学の様々な分野を重力・宇宙論、コンパクトオブジェクト、銀河・銀河団など、複数の分科会に分け、夏の学校参加者は、該当する分科会で口頭発表やポスター発表します。私は、銀河・銀河団分科会で「z > 7でのLyα光度関数の加速的進化とその物理的描像」という題目で口頭発表しました。

オーラルアワードは、各分科会の口頭発表の中から最も良い発表を、その分科会の参加者の投票によって決めるものです。投票の結果、私は銀河・銀河団分科会においてオーラルアワードを獲得しました。オーラルアワード受賞者は、夏の学校最終日に受賞講演を行い、多くの夏の学校参加者の前で発表をしました(図)。受賞講演や、分科会での口頭発表を聞いた参加者の方々に我々の研究に対して興味を持ってもらうことができ、大変嬉しかったです。

私はこれまで、研究室のミーティングや国内外の様々な研究会で、我々の研究について口頭発表してきました。このように発表の場数を踏むことで、より洗練された口頭発表をすることができたと私は思っています。また精神的にも余裕があったため、発表の際に笑いを取ることもできました。これも発表の経験を多く積んできた結果だと考えています。

最後に、研究や発表準備を進めるにあたって手助けしていただいた共同研究者や研究グループの皆さんに感謝したいです。更に良い口頭発表を目指して、これからも精進したいと思います。

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